どんなバンドがどんな切ない旋律奏でてても最終的にはここに辿り着けないSDREのセカンド通称ピンクアルバム95年作。製作途中でリズム隊がFOO FIGHTERSに引き抜かれ未完成のままバンド解体。そのプロトタイプのままほぼ無理矢理リリースしてしまったいわく付き。。。故に何かが宿る不穏さとジェレミーの神掛かった唄声と紡ぐメロディーが神々しくて仕方ない、シンプルな4ピースギターバンドですが、その繊細なフレーズや音使い、内向的にバーストする楽曲もこのアルバムがとてつもないベクトルへ向かわせてますね。再発に伴い当時のEPの曲が追加されています。