1999年リリース、エモ経由ポストロックの大胆な音楽探求を極めたex-CAP'N JAZZのご存知Tim Kinsella率いるJOAN OF ARCの1999年リリースの3rdアルバム、オリジナルはJADE TREEですが、まさかの再発元がEPITAPHからとなります（表記関係はほぼJADE TREEのままですが）。バンドの金字塔とも評価されるかなり音楽的にも充実した内容となります。もはやTim中心とした不定形バンドとして機能するバンドだけあって彼の脳内のヴィジョンの具象化する手段となりますが、前衛的なポストロックアプローチするバックトラックにTimの紡ぐグッドメロが抜群に絡む当時のポピュラリティにも沿う多くの人に聴かれた作品でもあります。多くのシカゴコネクションによる音遊びの断片も取り入れ、ポストプロダクションの充実、貪欲に多くの要素を取り入れた作品。