BONDI EFFECTS / Sick As Overdrive MK2

オーストラリアのBONDI EFFECTSが産み出した次世代オーヴァードライブ名機、Sick As Overdrive MKII。"Gain"でクリーン回路とドライブ回路を同時にコントロールしてまして、"Gain"を下げた状態では煌びやかなクリーンブーストサウンドとして、ゲインを上げていけばその煌びやかさを残しつつ歪んでいくサウンドは一度弾いてしまうと瞬く間に魅了されてしまいます。STIFFSLACK的には90's~エモリヴァイバルバンドが発する歪ませ過ぎないサウンドと正にリンク、それを裏付けるようにBONDI EFFECTSが紹介するアーチストユーザーにはJIMMY EAT WORLDやSAVES THE DAYのメンバーの名を連ねています。日本でも人気なペダルですが、なにせ少人数(1~2人?)で製作しているので入荷してもすぐに売り切れ、再入荷の時期も見通しがつかないお宝的ペダルでもあります、お早めにどうぞ!


(*詳しい動作や音の方向性等の説明は下スクロールにて。)

  • Label:BONDI EFFECTS
  • Price:31,860
  • Qty :

SOLD OUT

2012年頃より、ケンタッキー/ルイヴィルでの活動を経て現在はオーストラリア/シドニーを拠点にJon(シドニー出身)とAnna夫妻でのペダル製作を行っているBONDI EFFECTS(“ボンダイ”と発音、BONDAIとはシドニーにあるビーチの名前でもあり、オーストラリア原住民の言葉で”岩に砕ける波の音”を意味します)の”Sick As Overdrive Mk2″はブランド初期から今までに様々なヴァージョンが製作され、そして現在もブランドを代表するフラッグシップペダルです。

コントロールは左からLEVEL,GAIN,BASS,TREBLEの4つのノブとHigh/Low Gainトグルスイッチで構成されています。このペダルの最大の特徴はGAINコントロールがオーヴァードライヴとクリーンブーストをブレンドしている点、GAINを0にすれば完全クリーンブースターとしても使用でき、GAINを上げるにつれてオーヴァードライブをブレンドしていく仕様、ゲインがどの設定値でも音の芯がぼやけずに歪を追加できます。

歪の質感としてはジャリっとして明るめ、ローゲインの9時辺りではベルサウンドのような煌びやかなキラキラとしたツインクルなクリーン~クランチ、12時辺りではコードやアルペジオが一番気持ち良く聞こえる軽めのオーヴァードライブ、3時辺りではバッキングやリフにもノリ良く乗るミッドゲインオーヴァードライブといった感じです。

High/Lowトグルスイッチは”High/Low”と銘打たれていますがニュアンス的には上のHighモードではコンプレッションが強めであえて少し潰した音色、下のLowモードではコンプレッションは弱くレンジが一回り広くてクリアな音色、両モード共にゲイン増加量は同じなのでこのトグルスイッチでより好みの歪の質感を選択できます。EQであるBASS,TREBLEも12時でONにすると少しトレブルが際立つぐらいで原音に忠実、そこから微調整で増減できるので様々なギター/アンプの状況に対応して設定できます。

シングルコイルのギターでコードやアルペジオを多用するエモリヴァイバル〜インディーロックの唄ものバンドからポストロック~エモティブハードコアバンドまで、このペダルを1度試して貰えればたちまちそのままメインの歪として使いたくなるペダル間違いなしです。音の密度、ハイミッド~ハイの音の伸び、倍音等ここ10年で5本の指に入る程の超優秀オーヴァードライブです。