90年代前半〜中期のSUPERCHUNK以降のARCHERS OF LOAF、POLVOと並んで捻じれたインディーギターポップもしくはUSカレッジ系ギターバンドの中で一際人気を博していた、USアイダホの"TREEPEOPLE"のフロントマン"Scott Schmaljohn"がTREEPEOPLE解散後に結成したSTUNTMANの1996年リリース幻の1stアルバムの再発、ヴァイナル化は初。KNAPSACKや日本のCOWPERSともスプリットもリリースしていますがTREEPEOPLEほどに注目されていませんでしたが時期的に自然と90'sエモムーブメントに溶け込んでいた隠れた名バンドです。ScottのやはりTREEPEOPLEの流れを踏襲しながらもよりラウドでギターリフのフックの効き具合の強い印象や根底のパンクの影響、SUPERCHUNKやKNAPSACK辺りと共鳴するエモよりのギターポップ、そしてScottの力強いヴォーカルはUSインディー90年代の隠れた遺産。