1993年リリース、ジャパニーズメロディックHC〜エモの先駆け、”BEYONDS”の1stアルバムが再発、初のヴァイナルリリースとなります。BLOODTHIRTHTY BUTCHERSやNUKEY PIKES、VOLUME DEALERS、GOD'S GUTS等と並んで90年代初期〜中期のジャパニーズハードコアの新しい流れを作った記念碑的作品、FUGAZIやSNUFF等と共鳴する海外志向の佇まいは「ネオハードコア」とも日本のメディアで括られる程新しかったです。US/UKのメロディックハードコアバンドからの影響と谷口氏の独特なヴォーカル（後にfOULに発展する）、高速ビートだけに頼らない緩急ある様々な引き出しのあるリズム、同じく攻撃的かつ柔軟性溢れるギターリフは今でこそ後のメロコアムーブメントで継承されていますが当時からするとその全てが完全に事件でした。後の直接/間接的な影響力も今でも地続きであろう名盤を改めて再評価。当時ドイツのHEART FIRSTからリリースされた7インチ収録の”Arrogance Or Ignorance”をボーナストラックとして収録した同内容のCDと当時のライブ映像、1時間48分収録のDVDが追加で封入されています。