90年代中期に鳴り物入りでシーンの旋風を起こしたNY拠点の日本女性2人＋イタリア人男性2人のオルタナティブ~アートロックバンド「BLONDE REDHEAD」 のSONIC YOUTH/Steve Shelley主催のSmells Likeからリリースした1995年の2作品、現在入手も困難な狂喜乱舞可能な大名作"Blonde Redhead"と"La Mia Vita Violenta"がNUMERO GROUPから再発。この1stアルバムは初期衝動のパンクとニューウェーブ、エクスペリメンタリロック、メンバーの個々の国の音楽が交錯する独自のユニークな音像がSONIC YOUTHやUNWOUNDのサウンドに偶然にもリンクしてこの周辺の時期で確固たる存在感を確立しております。中期~現在のゴス~ニューウェーブな感じとは違う、殺伐とした荒くもセンスが神々しく光る佇まいと男女混合ヴォーカルの際立った存在感、90年代特有のアナログな録音の質感、ノイジーで不協和音多用のギターサウンドは時代関係無くスリリングに響きます。