2000年代後半〜2010年代におけるUSインディ、ブルックリンアヴァンポップ/ロックの頂点の1つDIRTY PROJECTORSとART ROCKの生ける伝説BJORKにより2009年に発表された彼らを新たな地平へと押し上げた名コラボレーション作品が2023年レコードストアデイにて初LP化。
当時のDIRTY PROJECTORSの面々であるデイヴ・ロングストレスのリード・ヴォーカル、アンバー・コフマン、エンジェル・デラドゥーリアン、ヘイリー・デクルのコーラスのみにても奇妙さと多幸感を兼ね備えた奇跡のようなハーモニーを生み出している中でもBJORKの歌の強さや存在感は群を抜いていまして、両者の個を際立たせせ合っていますね。
まるで50年代初期のロックンロールのようなシンプルかつダイレクトな形で録音とオーバーダブはリードヴォーカルのみという特殊な制作方法も、本作に生々しくも特別な魅力を加えています。
