CLEONS DOWN / 1995-1997 LP(BLUE)
Jason Navarro(ex.SUICIDE MACHINES, etc.)も在籍した90s USデトロイトのポストハードコアバンド「CLEONS DOWN」のディスコグラフィがCOUNCIL RECORDSよりリリース。01年にもWorld On Fire Recordsから編集盤がCDでリリースされていますが、ヴァイナル化は今回が初となります。タイトルの通り1995年〜97年の活動期間の中で残した全11曲がコンパイルされていますが、6曲は未発表(5曲はなんとBOYSETSFIREとのSPLITが予定されていた!)という短命故の不遇さが垣間見えるような内容となっておりますが、寄せ集め感は皆無。本リリースを以って再評価に期待したいところ。DRIVE LIKE JEHUやHOT SNAKESのような暴発寸前の荒々しいテンション感を湛えたツインギターのフレージングにBRAID的なトリッキーさを掛け合わせたような楽曲から、ファストなメロディックチューンB4"Antidote" そしてB6"Shiner"の静寂パートから怒涛の如きバーストパートになだれ込む楽曲まで一辺倒にならない作風のバラエティの豊かさが魅力的です。ヴォーカリストとしてBen Force(ex.KING FOR A DAY , KOUFAX)が途中加入し、ヴォーカルの掛け合いもより一層幅が広がりを見せていましたが、この後バンドは活動を停止したため残念ながらコンピ提供曲(B1〜B3)のみの参加に留まっています。当時の貴重なフライヤーや秘蔵写真などを収めたブックレット&ステッカー付。(kani)
- Label:COUNCIL
- Price:4,580
円