ポストハードコアからのオルタナ〜シューゲイズリヴァイバルへと派生させる確信犯、US/フィラデルフィアの「NOTHING」の2018年作、3rdアルバムがブラッククリアカラーヴァイナルで2024年の再発盤がRELAPSEから。DINOSAUR JR. 、THE BREEDERS、SONIC YOUTH、LEMONHEADS、TAD、JAWBOX、CHAVEZ等90'sオルタナギターバンドの名盤達のクレジットを見ていれば必ず出くわす名プロデューサーのJohn Angelloを迎えての作品となり、USオルタナ〜シューゲイズ〜エモを一刀両断、しかもメンバーがハードコア出身者というそれも理解するヘビーロックな要素も密かに兼ね備えた90年代バンドへの羨望、現存バンドならではの雑食性、ハードコアバンドからの突然変異等のトピック以上により完成形へ向かっていくサウンドスタイルが濃く染み渡ります。
