USオルタナの殿堂「SONIC YOUTH」の1990年リリースの7thアルバムの再発盤、オリジナル同様GEFFENより。メジャーデビュー作でもある彼らのキャリアの中でも知名度の高い作品がオリジナルマスターからリマスタリングを施しています。NYアンダーグランド出身ならではの屈折したギターロック、特に変則チューニングが生み出す独特ギターサウンドを主軸にしながら、淡々と時にしなやかに歌い時にダウナーにスクリームする歌うThurston MooreとKim Gordonとのツインボーカル、そしてメジャーフィールドを意識したポップソングを各所に配置しながらも、どう転がっても後を引くノイズロックの後味の絶妙な塩梅で昇華したオルタナ/グランジムーブメントの幕開けを示唆した歴史的な作品。Raymond Pettibonの印象的なジャケット込みでヴァイナルで所有しておきたい一枚。