GREENRIVERを前身に持つシ80年代〜90年代のオルタナ〜グランジの開祖、シアトルの「MUDHONEY」の1988年リリースのデビュー作、名作EP "Superfuzz Bigmuff"の再発盤、オリジナル同様にSUBPOPより。殺伐したガレージロックとパンクの融合したサウンドを土台に、タイトルそのままにMark ArmとSteve Turnerによる凶暴なファズサウンドの掛け合いや土台を牛耳る弾けまくるドラムとベース、そしてMarkのプリミティブでしかないヴォーカルが炸裂する、その漂うB級感や、当時特有の荒い音の質感こそハードロックやメタルが衰退した後の時代が求めたサウンドで駆け出しのSUBPOPを通して悪電波を発しまくった確信犯的なUSオルタナ/グランジのEPながら記念碑的な名盤。アニバーサリーエディションマスタードイエローカラーヴイナル。