CHRISTIE FRONT DRIVEを筆頭に THE 101, GOLDEN CITY等のエモバンドで名を轟かせ、現在でもSUBURBAN EYESでも活躍するエモリビングレジェンド”Eric Richter”が90年代後期に活動していた「ANTARCTICA」の1999年リリースの1stアルバムがSOLID BRASSから2024年再発、初ヴァイナル化、オリジナルはFILE-13からCDのみのリリースでした。タイトルの通り約80分のボリューム感でCD2枚組でリリースされ今回もヴァイナルは当然2枚組仕様。ニューウェーブやエレクトロ、シューゲイズサウンドに舵を切ったEricの趣向が前面に出たNew OrderやThe Cure、Ride、SlowdiveからのインフルエンスとEricのあのエモーショナルなメロディーと唄声、時折顔を出すCHRISTIE FRONT DRIVEを彷彿とさせる断片とが心地良く絡むエモとニューウェーブの親和性を実証したEricの音楽探求が極まった大名盤。