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TEXAS IS THE REASON / Do You Know Who You Are?: The Complete Collection 2xLP(BROWN)

90'sエモ史において最重要バンドのポジションに存在する、NYHCの残党から短命すぎた伝説「TEXAS IS THE REASON」の1996年、REVELATIONリリースの唯一残したアルバム”Do You Know Who You Are?”にそれ以外の細かくリリースした音源の7曲を足したコンプリート盤が全曲リマスタリングを施して2013年にリリースされたもの。 QUICKSANDやSHIFT、INTO ANOTHER辺りが開拓したnext NYHCサウンドを更に突き詰めた佇まいで当時彼らの出現はかなりショッキングで、最小限の重圧なギターリフのコンビネーションとミッドテンポでグルービーなリズム、そしてGarrett Klahnの圧倒的なメロディーと唄声、ここまでメロ重視なバンドがNYHCシーンから出てくるとは誰も思いはしなかったような作品でもあり、エモムーブメントに一石を投じた作品です。当時のトレンドでもあった J.Robbinsプロダクションもバンドの方向性と合致したケミストリーも起きています。 

 

追加となる曲、まず10/11曲目の完全未発の曲ですが、アルバムDo You Know Who You Are?リリース周辺から存在していた曲らしく、その曲をこのリリース用として改めて2012年に録音した2曲で、やはり時を経ての録音ですので若干雰囲気が違ってきていますが、Garrettのメロ&唄声とTEXAS IS THE REASONとしての再出発に手放しで最高といえる曲です。12曲目の”Blue Boy”はエモ史における究極の名曲と断言できる96年JADE TREEリリースのTHE PROMISE RINGとのスプリット7"からの曲で、これもアルバム同様に曲内のリフはそれこそ2つしかないのですが、不思議なほどに展開の少なさを感じさせない、その独自のセンスで組み上げ昇華したこれも当時でしか作れない佇まいが最高な曲。13曲目”Something To Forget (Version I)”は95年SIMBAからひっそりとリリースされたSAMUELとのスプリット7"の曲でDo You Know Who You Are?にも同じ曲が収録されていますがヴァージョン違い、荒い演奏ですが歌い回しや若干アレンジも違うので充分に評価可能な曲。最終3曲はDo You Know Who You Are?リリース前にリリースした1995年リリースの3曲入りのEPからでアルバムリリース前のプロローグ的な荒めの演奏とGarretのエモーショナルなヴォーカルで疾走する楽曲達でアルバムとはまた感じは違いますがNYHCから派生した名残も若干臭わせる感じもありでREVELATIONに新たなレーベルカラーを加えた名作。

  • Label:REVELATION
  • Price:5,880
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