USミズウリ州カンザスシティーのエモ〜ポストハードコアバンド、又はミッドウェストエモの代表格 「GIANTS CHAIR」 の1995年リリースの1stアルバムが2025年、SPARTANより30周年記念盤で再発、オリジナル盤はCAULFIELDからで中古市場で高値で取引されている作品。終始緊張感張り詰めたディスコーダントなポストハードコアサウンドを展開、ソリッドでギミック感満載な不協和音多用のギターリフ、それに呼応するうねるベース、巧みに変則拍子をパワーヒットするドラム、叫ぶ寸前でメロディーを追う独自のヴォーカリゼーションでまとめ上げたFUGAZIやJAWBOX、DRIVE LIKE JEHU、UNWOUND等のインフルエンスを独自解釈してオリジナリティーを生んだサウンドをインターネット普及のままならない時代にアメリカの僻地カンザスシティーから発信した後のエモムーブメントへの引き金をも引いたエモ大名盤。今回の再発にあたってはオリジナルのマスターテープからリマスタリングされ、より鮮明度を上げブラッシュアップされたサウンドに仕上げた聴き応えある音響で、ジャケット/アートワークはオリジナルのデザインの雰囲気を残しながらオリジナル盤と同様にカンザスシティーのHAMMER PRESSにてレタープレスと箔押しされた拘り仕様もフィジカル欲を高めています。1stプレス/限定150枚メタリックシルバーカラー盤。