90年代から2000年代初頭まで活躍したギターポップ/シンセポップ〜オルタナティブ〜クラウトロック〜シューゲイザー〜ポストロック/エレクトロニカを横断した孤高のUKバンド「STEREOLAB」の再結成、2025年リリースの11thアルバムが自身のレーベル”DUOPHONIC”と”WARP”との共同でのリリース。2010年の”Not Music”から15年振りの作品となります。オリジナルメンバーのTim GaneとLaetitia Sadierにより作曲、その他大勢のコラボレーターと共に制作した今作、ブランクを感じさせない確固たるSTEREOLABサウンドは不変、脈打つモータリックビート、うねるMOOGやシンセ音、英語とフランス語を行き来し政治的なメッセージも含んだヴォーカル、クラウトロックやエレクトロ、ポストロック等の幅広い音楽性とアヴァンギャルドなサウンドコラージュが渦巻かせながらモンドミュージック、イージーリスニングの様に耳馴染の良い聴き易さも同位置で鳴らす確信犯的なサウンドは健在どころかアップデイトも成功させた傑作。