USシカゴのエモ/ポストハードコアバンド「TEKULVI」の2002年、リリースのEPが2025年、EXPART WORKからリリース、オリジナルはCDのみでDIVOTより。知れれざるオブスキュアエモバンドですがEXPART WORKがまさかの掘り起こしで再評価のターンです。当時のDIVOTの看板バンドだったHAYMERKET RIOTにも隣接する不協和音ギターリフやミッドテンポで変拍子も巧みに絡めるリズムセクション、ダウナーなスクリームも混ぜたヴォーカルはまさにリアルポストハードコアな匂いが充満。当時のシカゴの地域性も含んだAlbiniライクな硬質なサウンドメイクも秀逸、SWEEP THE LEG JOHNNYのSteve Sostakがサックスが入り乱れるフリーキーでスリリングな5曲目”Transmission”も凄まじい。オリジナルの5曲に未発x2曲追加でそれも侮れなく独自のディスコーダントサウンドが炸裂しています。