USシカゴの轟音ポストロック〜ポストメタルの至高「PELICAN」の2025年リリースの7thアルバムが意表を突いた”RUN FOR COVER”からのリリース。ダウンチューニングギターが重心の低いヘビーロック、陶酔させるサイケデリックでシューゲイズ的なサウンドの精度の高さ、細部に拘り尽くす多彩なリフの豊富さ、オリジナルメンバーの Laurent Schroeder-Lebecの復帰が作用したのか初期の作品のようなポストメタル黎明期の感触も多く含んだ楽曲の殺傷度も倍増させた、活動20年選手とは思えないシーンをリードしていることを証明する作品。RUN FOR COVERリリースで新たなファン層へアプローチしているのも確信的な動きでしょう。