USジョージア州アトランタのエモ/ポストハードコアバンド「SOME SOVIET STATION」の2000年リリースの1stアルバムが2025年、EXPERT WORKから再発。オリジナルがMOODSWINGからCDのみのリリースで今回が初のヴァイナルリリースとなります。リリース当初のレーベルの流通力の弱いがためにカルトエモバンド化してしまいましたが、まさかのEXPERT WORKの再発シリーズにピックアップされて再評価のタームがやってきました。アトランタのDIYエモシーンのCAP'N JAZZ~THE PROMISE RINGライクなTHE KOSSABONE REDから派生したこのSOME SOVIET STATION、THE KOSSABONE REDにあった青臭さを排除し、よりソリッドでストイックなサウンドはDRIVE LIKE JEHU正統後継者の如くフリーキーでフック感も満載なツインギターワーク、変拍子多様なリズムセクション、グルービーで硬質なベース、Jesse Smithの甲高いスクリームで圧倒的な存在感を醸し出した、プロデュースのBob Weston (SHELLAC)の音響マジックも相まって昇華された質の高いポストハードコアサウンドに仕上がっています。FUGAZI、UNWOUND、BOYS LIFE、GIANTS CHAIR、HOOVER、BLUETIP、KEROSENE 454、METZ辺りのサウンドを好む方にも唸らせる作品です。限定250枚、ブルカラーヴァイナル。