JETS TO BRAZIL / Four Cornered Night 2xLP

JAWBREAKERのフロントマン Blake Schwarzenbach を中心に、ex-TEXAS IS THE REASONの Chris Daly(Dr)、ex-HANDSOMEの Jeremy Chatelain(Ba)という布陣で始動し、本作ではさらに THE VAN PELT の Brian Maryansky(Gt)を迎えた“エモオールスター”的編成による「JETS TO BRAZIL」。本作は2000年にリリースされた2ndアルバム。オリジナルはJADE TREEからのリリースながら、今回の再発はEPITAPHからという興味深い形となっています(クレジット表記はほぼJADE TREE仕様のまま)。JAWBREAKERの延長線上とも言えるパンク/エモ色の濃かった1st”Orange Rhyming Dictionary”に対し、本作ではソングライティングの射程が大きく拡張。Blake Schwarzenbachの持つメロディメーカーとしての資質、すなわち彼特有のリリカルでポップな感覚がより前景化され、パンク的衝動はやや後退するものの、その分バンドとしての音楽的ヴァリエーションと成熟度は格段に増しています。90年代ポストハードコア〜エモの文脈を踏まえながらも、より普遍的なオルタナティヴロックとして結実した、彼のキャリアの中でも充実度の高い作品と言えます。プロダクションはお馴染み J. Robbins、FUGAZI以降のDC系譜を思わせるクリアで立体的なサウンドメイクが、繊細なアンサンブルと豊かな楽曲構造を見事に支えています。90年代エモ〜ポストハードコアの流れを追う上でも重要な位置を占める一枚です。
  • Label:EPITAPH / JADE TREE
  • Price:6,580
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