USミネソタ出身、孤高のスロウコア/サッドコアトリオ 「LOW」 の2001年/KRANKYリリースの6thアルバムが2025年、同じくKRANKYから再発。中古市場で高額で取引されている作品です。時が止まったかのような静謐な空気感と、息を潜めるような淡い音像のなかから、Alan Sparhawk と Mimi Parker による圧倒的なメロディーが静かに立ち上がる。どこまでもサッドでミニマルな佇まい、そして最小限のバンドアンサンブルを精緻に捉える Steve Albini の録音仕事は、初期〜中期LOWの作品世界を理解するうえで欠かすことのできない要素と言えます。本作はスロウコア/サッドコアという美学的カテゴリーの成立を語るうえでも重要な一作として位置づけられています。。なお本再発盤は “AAA(Analog–Analog–Analog)— no digital process was used in the production of this sound recording” を掲げ、録音からマスタリングに至るまでデジタル工程を一切介さない完全アナログプロセスで制作されたパッケージとなっている。さらにCD未収録だった2曲が追加収録されている点も見逃せない。