ex-HEATMISER、解散後ソロ名義で名を轟かせたUSオレゴンの孤高ssw 「Elliott Smith」(rip)の2000年リリースのDREAMWORKSからの5thアルバムにしてラスト作、GEFFENより再発、オリジナルのヴァイナルはインディのBONG LOADからでした。UK/Abbey Road Studiosでの録音で挑んだ、前作”Xo”の流れを汲んだ作風なバンドサウンドを推したスモールコンボ曲を多めに配置、それに天才的なシンガーソングライティングがしっかり土台に内省的なリリックと相まって昇華させた、往年のアーチストをトレースしながら自己流にブラッシュアップも施しているラスト作というには勿体無い逸材の創り上げた名盤。