オーストラリア、シドニー出身、90年代ティーンパンクの象徴的バンド「NOISE ADDICT」のベストヒット集がNUMEROよりリリース。結成時の平均年齢はわずか14歳。1993年から1996年までという短い活動期間の中で、BEASTIE BOYS主宰のレーベル”GRAND ROYAL”やThurston Moore主宰のレーベル”ECSTATIC PEACE!”からシングル数枚とアルバム1枚を発表し、早熟すぎる青春のきらめきを焼き付けてシーンを駆け抜けた。フロントマンの”Ben Lee”は、その後オーストラリアを代表するオルタナティブアイコンへと成長。本作には、当時のトレンドだったローファイロックとガレージパンクの初期衝動が剥き出しになった、ティーンエイジの衝動がそのまま真空パックされた天然無垢で未加工の“原石サウンド”が凝縮されている。収録曲は、当時プレス数が極めて少なく入手困難だったEP音源に加え、唯一のアルバム”Meet The Real You”からのセレクトを網羅。Evan Dandoへの憧れと皮肉を同時に鳴らした “I Wish I Was Him”、Thurston Mooreが手がけたデモ音源、さらにはDEAD KENNEDYSのLet’s Lynch The Landlord、Jonathan RichmanのBack in Your Lifeの絶妙に“脱臼”したカバーまで収録されているのも嬉しいポイント。装丁面もさすがNUMERO。16ページのジンに加え、メンバー3人の写真が切り抜かれた特殊ジャケット仕様という、アーカイブ作品とは思えないほど手の込んだ仕上がり。全25曲。