ROCKETSHIP / A Certain Smile, A Certain Sadness LP(WHITE SWIRL) ROCKETSHIP / A Certain Smile, A Certain Sadness LP(WHITE SWIRL)
ROCKETSHIP / A Certain Smile, A Certain Sadness LP(WHITE SWIRL) ROCKETSHIP / A Certain Smile, A Certain Sadness LP(WHITE SWIRL)

ROCKETSHIP / A Certain Smile, A Certain Sadness LP(WHITE SWIRL)

90’sインディーポップの文脈において“オブスキュアな古典”として語り継がれてきた Rocketship の1996年1stアルバムが、30周年記念盤としてオリジナル同様 SLAMBERLAND より2026年に待望の再発です。オークション市場ではオリジナル盤はもちろん、再発のDARLA流通盤ですら高額で取引されており、その希少性と評価の高さは現在に至るまで持続的に注目を集めてきました。サウンド面では、MY BLOODY VALENTINE に通じる浮遊感あるギターテクスチャーと、STEREO LAB 的な反復性と有機的ミニマリズムを基調としながら、UNREST を想起させるローファイなインディーロックの肌触りへと還元した独自の折衷性が際立っています。ギターポップの輪郭を保ちつつも、チープなシンセサイザーが旋律を主導し、淡く儚い男女ツインボーカルが楽曲に陰影を与えるアンサンブルは、本作固有の美学として結実しています。当時は大規模なブレイクには至らなかったものの、日本においては“渋谷系”的文脈の中で断片的に紹介されるなど、独自の受容を見せました。一方で、限られたプレス数ゆえに流通量は極めて少なく、結果としてUSインディーフリークの間で“知る人ぞ知る名盤”として神格化されていった経緯も見逃せません。その後のインディーポップ〜ドリームポップ周辺への影響も指摘されており、現行シーンの源流の一端として再評価が進むなか、改めてその先見性と審美性の高さが浮き彫りとなる1枚です。
  • Label:SLAMBERLAND
  • Price:3,980
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