ニューヨークハードコアバンド「JUDGE」が1989年に発表した唯一のフルアルバムにして、ニュースクールハードコアを代表する歴史的名盤nのリプレス盤。ボーカリスト Mike "Judge" Ferraro とギタリスト John "Porcell" Porcelly を中心に結成されたJUDGEは、80年代後半のニューヨークハードコアに新たな重量感と緊張感をもたらした存在。本作はREVELATIONを象徴する一枚であり、その後のハードコアシーンに計り知れない影響を与え続けています。当時のハードコアシーンに広がっていたポジティブな思想やストレートエッジの理念を継承しながらも、JUDGEはより現実的で内省的な視点を提示。理想を叫ぶだけではなく、それを貫くことの葛藤や怒り、孤独までも真正面から描いた歌詞は、多くのリスナーの共感を集め、ストレートエッジハードコアの表現を新たな段階へ押し上げました。サウンド面でも、それまで主流だった高速なユースクルーハードコアとは一線を画し、重厚なギターリフとミッドテンポを大胆に取り入れたスタイルを確立。このアプローチは後の90年代ニュースクールハードコア勢へと受け継がれ、ひとつのスタンダードとなりました。また、本作はレコーディングをめぐる逸話でも知られています。当初録音されたアルバムはメンバー自身が納得できずお蔵入りとなり、その音源は後に”Chung King Can Suck It”
として知られることに。そして妥協を許さず再録音されたのが、今作です。重厚なサウンド、揺るぎない信念、そしてニューヨークハードコアならではの緊張感が凝縮された、ニュースクールハードコアの永遠の金字塔。今なお色褪せることなく、多くのハードコアバンドの指標となり続ける歴史的名作です。