CAVE IN / Antenna CD(USED)

【CD/USED/廃盤】USマサチューセッツのポストハードコア/オルタナティヴロックバンド「CAVE IN」が、2003年にRCAから発表したメジャーデビューアルバム。初期のメタルコア/ハードコアから、前作“Jupiter”で一気に広げたスペーシーでサイケデリックなサウンドを、さらに巨大なスケールのオルタナティヴロックへ押し広げた作品です。CONVERGE周辺のハードコアシーンから登場したバンドが、ここでは激しいブレイクダウンやメタリックなリフを大幅に後退させ、浮遊するギター、巨大なコーラス、サイケデリックな音響、Stephen Brodskyの伸びやかな歌を前面へ。FAILURE、HUMのような重量感と宇宙的な広がり、FOO FIGHTERS級の大きなロックソング、さらにPINK FLOYD的なサイケデリアまでを一枚の中へ取り込んでいます。リリース当時は、この大胆な変化とメジャー感のあるプロダクションを巡ってファンの間でも賛否が大きく分かれた作品。しかし今あらためて聴くと、ヘヴィミュージックとシューゲイズ、スペースロック、オルタナティヴロックを境界なく接続する感覚は驚くほど現代的。後のヘヴィシューゲイズやオルタナティヴメタルの再評価を考えても、その先見性が際立ちます。音を巨大にしながらも、CAVE IN特有の変則的なリズムや捻れたギターワークは随所に残されており、単純に「メジャー向けになった」作品ではありません。ハードコア出身のバンドだからこそ出せる重量感と緊張感を保ったまま、ポップなメロディと壮大な音響へ挑んだところに本作の面白さがあります。当時の評価だけで見過ごすにはあまりにも惜しい一枚。FAILURE、HUM、SHINERからDEFTONES、NOTHINGなどへ繋がる耳で現在聴き直すと、2003年という時点でここまでヘヴィネスと浮遊感、ポップネスを同居させていたことに改めて驚かされます。時代が追いついたとも言いたくなる、再評価したいCAVE INの異色作です。

 

CONDITION

MEDIA : NM

SLEEVE : NM

 

  • Label:RCA
  • Price:1,080 円
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