2017年ペダル界の衝撃、当時の登場から廃版、中古価格の高騰、そしてその後多くのブランドが自主解釈に基づいて作られた数々のコピーを経て遂にあのアーミーグリーンマフがオフィシャルのエレハモからリイシュー。機体も現代感溢れるコンパクトなサイズにチェンジし、外部からの9V電源が入力可能な仕様にもなりました。オリジナルに比べれば改良という形でトーンの効きはよりトレブリーにでき、ゲイン量も僅かに多くなっていますが、肝心のサウンドは殆どオリジナルと見分けがつかない精度にまで仕上げられています。トーンの効きの改良は特にベーシストには嬉しい再発で、もうちょっとアタック感を出したかったプレイヤーにとっては嬉しい再発となりました。こういったある種カルトチックで伝説的なペダルには常にオリジナルこそ至高という考えもありますが、まだ創業者が存命のオフィシャル/エレハモが2017年に自身のペダルの再定義を図ったのは想像以上に意義深いです。お値段もお求め易くなっているのも最高。
(*詳しい動作や音の方向性等の説明は下スクロールにて。)